bjbounceの日記

鉄道、野球、競馬、ネコが好き

ちょっとした逃避の旅

※この記事は、3月に書いた物です。

記事が消えてしまったために、再掲させていただきました。

ご了承ください。

 

 

福島沖の地震から、10日が経ちました。

新幹線が部分的に復旧してはいますが、全線復旧にはまだ時間がかりそうです。

東北に深い縁がある身として、

被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。

そして、1日も早い復旧を願っております。

 

晴れたある日、現実逃避のためにちょっと遠出してきました。

もうね・・・心も身体もいっぱいいっぱいで、

周りからも「最近、元気ないよね?」と言われるくらいです。

(原因のほぼすべては、上司ですがね)

 

向かったのは、埼玉県の秩父

有料特急に乗りたいな、と思っていたので、

西武特急「Laview」に乗りまして、秩父へと向かいました。

車内アナウンスは「女子鉄アナウンサー」久野知美さん。

(Laview外観はのちほど・・・)

 

池袋から1時間ちょっと。

飯能を出発すると、急に景色が変わり、山中を走り抜けます。

降りたのは、西武秩父駅の一つ手前、横瀬(よこぜ)駅。

駅の近くに、武甲山をバックに列車を写せるポイントがあるとのことで、まずは撮影。

晴れていたけど、なんとなくモヤっていて、太陽光線も真上に近かったこともあり、こんなもんでした。

 

曲がり角にいらっしゃった「二宮金次郎像」にも、ご協力いただきました。

 

横瀬は、母の実家を思い出させるような環境で、

流れてくる風の匂いも、同じでした。

こういう土地に住んでみたいなあ・・・

 

写真撮影のあとは、各駅停車で一駅移動して、西武秩父駅に到着。

駅の横には、温泉施設「祭の湯」がありまして、

お土産コーナーや、フードコートもありました。

が、秩父に来た目的はもう一つありましてね・・・

 

こちらに伺いました。

電車を写した設定のまま写したので、ちょっと白トビ気味・・すいません。

こちらは「慈眼寺」というお寺でして、名前から想像できるように、

眼病にご利益があるという薬師如来様が祀られています。

他にも、目の病に聞くと言われる「眼茶」や、お守り、

眼茶の原材料でもある「メグスリノキ」もあります。

 

うちのカミさんが、いま、目の治療中でございましてね。

ここの眼茶、お守り、御朱印をいただき、

薬師如来様にお参り(お願い)をして来たのです。

早く良くなりますように・・・

 

こちらは「一切経蔵」。

一切経1630巻が収められています。

 

お参りを終えた後、秩父鉄道御花畑駅で、硬券の入場券を記念に買い求め、

ちょうどやってきた秩父鉄道を撮影しました。

元東急の8090系こと、秩父鉄道7500系。

東急沿線住民としては、懐かしい再会でした。

 

こちらは、元都営6000形こと、秩父鉄道5000系。

手を振る子供たちが避けようとしていたので、保護者の方に、

「子供たちの姿も入れたいので、ぜひ入ってください!!」

とお願いして、写させていただきました。

子供たち、保護者の方、ありがとうございます♪

 

帰り間際に西武秩父駅併設のフードコートで、

「名物・わらじカツバーガー」をテイクアウトして、帰りもLaviewに乗りました。

窓デカいなあ・・・

 

都会の喧騒から1時間ちょっとで、こんな場所に着けるんだなあ・・・と

ちょっとした驚きもありました。

横瀬駅ホーム。

ここで深呼吸をしたときに感じた、懐かしい風の匂い、忘れることはないでしょう。

また、もう少しゆっくりと過ごしに来たいな。

 

ちょっとした現実逃避の旅。

いっぱいいっぱいになった心と身体には、

どうしても必要な旅でした。

 

 

 

ここからはオマケ写真

すでに池袋口からは姿を消した、西武4000系ですが、

飯能-西武秩父間の各停は、4000系の天下です。

一駅しか乗れなかったので、次はこれに乗りに来ます。

 

新101系の「赤電」

横瀬に回送されたのは知っていましたが、こんな目の前に留置されているとは。

架線が張られていない線に留置されているのが、

なんとなく悲しい感じでした。 

野球観戦と、京王線と

※この記事は、2022年4月に書かれて消えてしまった、過去のものです。

 再掲ですので、ご注意ください。

 

ゴールデンウィークも近づいてきましたね。

人手を抑制するために、また政府が何か企んでいないか不安ですが、

お出かけする皆様は、お気を付けくださいね。

 

4月の週末、土曜日に、読売ランドまで野球観戦に行って来ました。

イースタンリーグの巨人ー楽天戦。 いわゆる2軍の試合です。

途中、稲田堤駅JR線から京王相模原線に乗り換えがあるので、

ちょっと早く出発して、京王稲田堤駅で、京王線を撮影しました。

京王稲田堤駅は、調布方面が大きくカーブしていまして、結構有名な撮影ポイントです。

ホームの先端には「撮影される方への注意書き」が貼られており、

ホームでの撮影は、今のところ容認されているようです。

 

都営新宿線の「10-300形・一次車」↓

 

都営新宿線の「10-300形・二次車」↓

 

京王線の「9000系」↓

曇りから晴に変わる天気で、ホワイトバランスや、露出補正をいろいろ試みながら撮影しましたが・・・まあ、こんなもんでしょうか。

本当は7000系も撮りたかったけど、来なかった・・・。

でもここはいいカーブですね。 

子供たちがやってくる電車に手を振って、運転手さんが手を振り返していたのが微笑ましかったです。

 

一駅だけ移動して、京王よみうりランド駅からシャトルバスで、球場へ向かいます。

(歩いてもいいのですが、結構な急勾配でしてね・・・)

 

本日の両チームのスタメンはこちら↓

ウチ(楽天)は、黒川、小郷、太田、茂木という1軍でもスタメンを張れるような面々。

先発投手は、神奈川出身で富士大から楽天に入団した、鈴木翔天(そら)。

秘かに応援している投手の先発に、テンションが上がります。

巨人側は・・・毎年ここに来ているけど、いつも見る名前が多いなあ、という印象でした。

北村とか、喜多とか、湯浅とか・・・

 

試合前、CS中継で解説する斎藤雅樹氏が、見どころを話されていました。

 

 

試合は、序盤からウチが優勢に試合を進め、

先発の鈴木翔天投手も、5回を投げて2安打無失点の好内容。 

上でも先発をやってほしいな。 貴重な左腕でもあるし。

 

試合結果は 楽天12-1巨人 で楽天の圧勝。

 

小刻みに得点を重ねたので、試合時間は長くなりましたが、勝ったので気分良く終われました。

後ろのブロックにいた巨人ファンの男性は、最初のうちは、

「5点くらい返せるぞ!!」とか声を出していましたが、10点目を取られたあたりで、さすがに、

「おいジャイアンツ・・いい加減しろよ!!」と味方に対して怒っていました。

(それ以前に、叫んだりしないようにと場内放送されているのに、叫ばないでくださいね)

 

帰りは稲城の街を見下ろす球場から、徒歩で駅まで降りて、帰宅いたしました。

日程が合えば、また観戦に来たいのですが、1軍の試合は果たして行けるのだろうか・・・

 

2番に入った・武藤選手。まだまだこれから伸びますよ、彼は。

 

茂木選手。この日は、タイムリーツーベースを打ち、途中で交代でした。

 

選手写真に写り込む柱やネットは、座っている位置からではどうしようもないので、

ご容赦ください。

 

フォークリフト講習会

皆々様、更新が滞ってしまいましたね。

まあ、読者の方もいらっしゃるか、わからないですが・・・

 

7/9㈯

フォークリフトの講習のために、千葉県の二俣新町まで行きました。

フォークリフトの資格はだいぶ前に取得していますが、

ずっと、カウンター型と言われるフォークリフトに乗っていました。

座って乗る、一般的なフォークリフトです。

それに対し、立ったまま乗る、小回りが利くタイプのを、

リーチ式フォークリフトといいます。

 

会社がお金も、交通費も出すから、リーチ式フォークリフトの操作方法を覚えてこい、

というので、初心者講習として、リーチ式の希望を出して受けました。

 

場所は京葉線二俣新町駅の目の前にある、

TOYOTA L&Fカスタマーズセンター東京。

京浜東北線から京葉線に乗り換えるのに、東京駅では手間がかかるので、

有楽町駅で降りて、裏技ショートカットで京葉線の東京駅へと向かいました。

 

京葉線車内は、各停だというのに、夢の国へと向かう皆さんで混み混み。

もっとも、舞浜駅で95%の方が降りていきましたが。

 

二俣新町駅に着きましたが、

周りは、会社の倉庫や、配送センターばかりで、お店のようなものは一切ありません。

駅前にコンビニが一軒あるくらい。

 

こちらが、講習場所です。

左の「福山通運バス」は、従業員さんの送迎用です。

 

受付を済ませ、講習が始まりましたが、中は写真撮影は一切禁止なので、

講習中の写真等はありません。

カウンター式フォークと、リーチ式フォークの違いは、検索してみてください。

 

初心者講習に参加したのは、私を含めて4人。

全員がリーチ式フォークを希望して、2名ずつ、2班に分かれての講習となりました。

・・・いやはや、操作方法が全く違うから、焦る焦る。

休に止まってみたり、変な方向に行ってみたり。

それでも徐々に慣れ、基本的な操作と、荷役作業は覚えました。

 

私の班の講師の方、私の会社名を見ると、

「お宅の会社は、〇〇の△△事業所内だよね?」

と聞いてきまして、中小企業のうちの会社をなぜ知っているのか、尋ねたところ、

20年前くらいに、うちの事務所や、上記の△△事業所に荷物を運んだりしていたのだとか。

お住まいは川崎市内で、私の地元の隣町・・・

恐らくその頃は、地元の企業かなんかで働いてらっしゃたのでしょうね。

うちの会社を存じ上げているという、思わぬ展開に、

世間というのは、思っているよりも狭いのかもしれないな、と感じた次第です。

 

3時間の講習が終わり、記念品?の3色ボールペンをいただき、

再び、二俣新町駅から京葉線に乗車します。

帰りは寄りたいところがあったので、有楽町ショートは使わず、

東京駅まで乗車、上野東京ラインに乗りました。

並んでいる間に写した、北陸新幹線・W7系。

 

川崎駅で降りて、ポポンデッタという鉄道模型店に行き、

北斗星マスクと、カシオペアマスクを購入しました。

 

川崎からは南武線に乗って帰宅しましたが、

実はこの時、私もよくチャットで参加する、鉄道好きYoutube配信者の方が、

川崎駅でライブ配信されていましてね・・・

そうとは知らず、ニアミスしたことも知らず、

お腹空いたなあ、などと思いながら、帰ってしまいました。

もしかしたらポポンデッタにいるかな?とは思いましたが、

まさか駅にいたとは・・・チラッとでもYouTubeを確認するべきでしたね。

 

さて、私が普段働いている事業所には、リーチ式フォークがなく、

日常の中で練習することはできません。

他の事業所から応援依頼があった時のために、ということでの講習受講でしたが、

本当に基本的な操作しか覚えなかったので、

可能であれば、また講習を受けに行きたいなと思ってます。

たとえ、自腹でも!!!

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

暑さ厳しい季節、皆様、体調管理には、くれぐれもお気を付けくださいね。

ユーカリが丘線・車庫見学ツアー②

5月28日・土曜日に開催されたこちらの鉄道ツアー。

その模様の後編を書いていこうと思います。

繰り返しになりますが、今回のツアーは、京成トラベルさん主催の、こちらでございます。



団体専用列車で女子大駅近くの車両工場へと入場した後、

3班に分かれての行動となりました。

私の班は、最初にドアの開閉体験と、運転台での記念撮影という流れになり、

そのまま車両内にとどまりました。

待機中には、隣の本線を営業車が通過しますが、写真は撮れませんでした。

 

ユーカリが丘線の1000形、ドアスイッチは乗務員扉の上に位置していまして、

「開」「閉」と合図のブザーボタンがありました。

1人につき2回まで開閉体験を終え、先頭車両へと移動します。

運転台での記念撮影では、職員の方が運転台の内外で、2枚ずつ写真を撮ってくれました。

制帽も貸してくださいました。

 

記念撮影が終わると、車庫内へと移動して、留置されている「こあら2号」の見学となります。

車庫も開業当時のものですから、なかなか年季が入っており、中の様子も、

一昔前の工場を思い出させるような雰囲気でした。

 

職員の方への質問は自由だったので、保線に関することと、新車に関することを聞いてみました。

新車導入予定はない、とのことでしたが、

「現場の人間の本音としては、まあ・・・できるだけ早くなんとかしてほしいんですけどね」

と笑ってらっしゃいました。

聞けば、こういう新交通システムの車両は、通常20年ほどで新車に置き換えるのだそうで、

ユーカリが丘線車両は、その倍の約40年使っています。

メンテナンス面も、恐らく大変な苦労があると思われますし、そのなかでこれといった大きなトラブルや事故もなく、普通に走らせているのですから、裏方の職員の方々には、頭が下がる思いです。

 

車庫見学を終えると、3班すべてがそろっての、出庫点検の見学。

かなり急ぎ足で、途中を端折ったりしたそうですが、暑い中、全て見学いたしました。

ツアーは12時頃で終了し、この後は、山万、京成電鉄、京成トラベル各社のブースで、グッズを買い、最後にノベルティグッズをいただいて、車両工場を後にしました。

 

せっかく一日乗車券をいただいたので、少しユーカリが丘線を乗ってみようと思い、

車両工場近くの女子大駅へと向かいます。

この出札機、懐かしいボタン式です。ユーカリが丘線は、SuicaPASMOは使えず、

現金による紙のキップか、一日乗車券類のみの対応です。

 

駅の周りはこんな感じ。

女子大駅なのに、女子大はありません。

これは開業前に、女子大がこの地にできる予定になっていたので「女子大」という駅名になったのですが、開業後にその予定が立ち消えになり、駅名だけが残った、ということなのです。

隣の「中学校」は駅前に中学校があり、学生さんが多数乗り込んできましたがね。

 

数年前に、シンプル過ぎる駅名を、オシャレ?な駅名に変えようというプランがあり、

山万さんが住民の方に、駅名を公募して、発表会も予定されていましたが、住民の皆さんから、

「この駅名で慣れ親しんでいるので、このままにしてほしい」という意見が多く、

結局、駅名変更プランは無くなり、そのまま、になったとのことです。

愛されてるんですねえ、この路線。

 

やってきた列車に乗り、公園駅で下車。

改札を通ると、掃除をしていた駅員さんが「ありがとうございました」と挨拶してくれました。

公園駅は唯一の、上りと下りのホームと軌道がある駅で、転轍機(ポイント)もあります。

ちょうど切り替わるところを下から見られましたが、動画を撮る時間はありませんでした。

 

ユーカリが丘駅からやってきた列車に乗り、もう一度一周して、ユーカリが丘駅に到着。

途中駅からも結構な乗車があり、地元に、ユーカリが丘に密着した、無くてはならない路線だな、

と、感じました。

皆さんも、ぜひ一度、乗りに来てみてください。

全駅で下車して、周辺を散策しても、一日あれば十分ですから。

なお、全車、冷房は非完備ですので、真夏は避けた方がいいかもしれません。

夏期間は、車両内に「うちわ」と「冷たいおしぼり」が完備されて、それも名物になっていますから、

あえて夏に乗りに行くのも良いかと思いますが・・・

 

 

ユーカリが丘からは京成本線成田空港駅まで移動して、

京成上野駅までは、スカイライナーに乗って戻りました。

成田スカイアクセス線での、160キロ走行を堪能し、駅コンビニで買ったおにぎりを食べ、

スカイライナーの乗り心地を楽しんで、この日のツアー、小さな旅は終わりました。

 

今回購入したグッズはこちら(といっても、一部ですがね)。

スカイライナーのポストカードは、グッズ購入者へのプレゼントです。

なお、ユーカリが丘線グッズは、ユーカリが丘駅で販売していますので、

ご乗車の際には、おひとついかが?新車導入のせめてもの協力になるかも(笑)

 

マニアックな内容だったツアーですが、久々に鉄道ツアーに参加できて、楽しい一日でした。

次は・・・今回は断念した「芝山鉄道」に乗りに行こうかな。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

ユーカリが丘線・車庫見学ツアー①

5月28日・土曜日に、とある鉄道ツアーに参加してきました。

その模様を数回に分けて、書いていこうと思います。

今回のツアーは、京成トラベルさん主催の、こちらでございます。

なかなかマニアックな内容ではありますが、この「山万・ユーカリが丘線」が、ツアーを企画するのは初めてなのだとか。

すでに開業から40年が経とうとしている路線ですが、実はまだ乗ったことがなく、

お値段も手ごろだったので、抽選に申し込みました。

各回、定員40人のところ、4倍近い応募があったとのことでしたが、見事当選!!

土曜日ではありましたが、朝早くに家を出ました。

集合は上野駅…近くの京成上野駅

受付を済ませ、番号札を受け取り、少し早めにホームへと入場しました。

(あ、ちなみにカミさんと息子は実家に行っていたので、参加は私一人です。)

京成上野駅ホームで、停車中のスカイライナーを撮影…やっぱりカッコいいなあ♪

しかも、トプナンでした。

 

しばらく待つと、ユーカリが丘駅まで乗車する団体列車「3600形ターボ君」が入線。

なぜ「ターボ君」なのかというと、4両編成全てが電動車(モーター付)だからです。

ユーカリが丘駅ではすぐに発車してしまうので、撮影は上野駅でしてくださいね、と、

受付の方に言われましたので、ちょっと控えめに、1枚。

この企画用の特別なヘッドマークも装着しています。

 

9時07分に出発すると、ターボ君は晴れ渡った空の下を快調に走行していきます。

途中で運転停車などもありましたが、特急も停車する青砥駅も通過。

沿線や河原、駅ホームには、撮り鉄の皆さんの姿も多く見られました。

車内では「スカイライナーBOXのお菓子詰め合わせ抽選会」が行われまして、

1両につき3人が当たるという、そこそこの倍率のなか…なんと当たってしまいました。

 

実際には、親子4人連れのお父さんとお子さんが当たったのですが、お父さんが辞退されたため、もう一度抽選をして私が当たった、という顛末です。

いわば、ラッキーな当たり…幸運のスカイライナーBOXが、こちらです♪

家族への、良いお土産ができました♪

 

約1時間ほどでユーカリが丘駅に到着して、山万・ユーカリが丘線へと乗り換えます。

1日乗車券を受け取り、ツアー用の幕?を貼り付けた1000形「こあら3号」に乗り込みます。(写真は、車両基地内でのもの)

ユーカリが丘線は、ユーカリが丘駅を出ますと、テニスのラケットのような周回線を一周して、再びユーカリが丘駅に戻る、という線形です。

つまり、ユーカリが丘発、ユーカリが丘行。1周14分の「ちいさな空中散歩」です。

ゆりかもめ日暮里・舎人ライナーなどと同じく「新交通システム」という部類ですが、「VONA]と呼ばれる、中央案内式の軌条を採用しています。

(国内では2路線だけ)

 

運賃は200円均一。1日乗車券は500円…ずいぶんとお得な1日乗車券です。

我々を乗せた「こあら3号」は、撮り鉄の方々に見送られて出発。

途中の「公園駅」で対向列車と行き違いをして、まずは1周します。

再びユーカリが丘駅に戻り、今回の見学場所、車両基地のある「女子大駅」へと向かいます。

乗ったまま車両基地へと入れるのは、滅多にない経験。 しかもこの路線ですから。

ゆっくりゆっくりと洗浄線へと入線して、停車。

この後は3班に分かれて、検修庫見学や、ドアの開閉操作体験、運転台での記念撮影、

最後は全員まとまっての、出庫点検見学へと移りますが、今回はここまでにします。

 

なお「山万・ユーカリが丘線」を運営する「山万」という会社は、

ニュータウン開発会社であり、いわゆる不動産業が本職。鉄道会社ではありません。

異業種からの鉄道事業への参入は、非常に珍しく、しかも開通後も自社で運営を続けるという経営判断に、当時の運輸省からは難色を示され、開業までに多くの壁があったそうです。 その辺りの詳細は「鉄道ダイヤ情報」という雑誌の2022年4月号に掲載されていますので、興味のある方はどうぞ。

 

車庫見学では、職員の方にいろいろ質問して、本音?を聞けたり、

なかなか見られない床下機器を近くで見ることができたりしました。

それはまた、次回以降に・・・・。

 

 

連休に、途中下車の旅③

連休中の、途中下車の旅。その第3回目です。

今回も、まったりとお付き合いいただければ幸いです。

 

前回は、池上線の石川台駅に到着したところまででしたので、

その続きを記していきましょう・・・

石川台駅から池上線で一駅だけ移動して着いたのは、洗足池駅

駅の中原街道側には、広大な敷地を持つ洗足池公園がありまして、

緑に囲まれた大きな池や、池月橋、勝海舟の晩年の邸宅などがあります。

元々、この辺りは「千束」という地名でして、今でも大井町線には、「北千束」という駅がありますが、

常陸へ湯治に向かう途中の日蓮聖人が、池のほとりで休息して足を洗ったという言い伝えから、「洗足」と呼ばれるようになったのだとか。

 

公園で軽く食事をしようと、まずは駅の反対側の商店街へ買い物に向かいます。

ここでも発見。

住みやすさポイントが上がる、まいばすけっと

おいおい、池上線で降りた駅のほぼすべての街にあったぞ。

まいばすけっとの繁殖力たるや、すごいな。

裏を返せば、それだけ池上線沿線は、住みやすいということになる。

もうね、まいばすけっとがあるだけで、その町の住民は安泰ですよ、ねえ。

で、実際にはコンビニで買い物をしてから、公園に向かいました。

 

いいですよねえ、緑豊かで、池もあって。

ボートも、手漕ぎ式とスワン式がありまして、休日のこの日はスワン式が池に溢れかえっていましてね。

前を見ないで、お互いをスマホかなんかで撮り合っている男女のボートと、

子供が必至に足漕ぎしているボートが、池のあちこちで軽く接触したりしてましたよ。

どっちも、ちゃんと前を見ようね。

こちらは、池月橋。雨の日には滑りやすくなる造りとなっております。

 

こちらは伝説の名馬・池月。

池上競馬場時代の競走馬じゃございませんよ。

源頼朝にまつわるという、歴史上の名馬でございます。

 

水辺で休憩して、再び洗足池の駅へ戻ると、先ほど写真に写した、

「きになる電車」がやってきました。

車内は「木目調」になっていまして、つり革の握る部分や、その上のプラスチック部分、

さらに車内全体が木目調になっています。

あくまで木目調というだけで、木で出来ているわけではございません。

念のため。

 

池上線を旗の台で降りまして、大井町線に乗り換え、隣の中延駅へと向かいます。

中延駅は、都営浅草線との乗換駅。 迷う間もなく、都営線の出入り口が見えてきます。

中延駅に降りた目的は、こちらのお店「みなもと」さん。

いいですよね、この店構え。まだまだ都内にもこういうお店が残っています。

こういうお店で包んでくれる、ちょっと固めの紙があるじゃないですか。

あの紙の匂いが好きでしてね。なんだか落ち着くんですよ、あの匂い。

喫煙者にとってのタバコと同じですかね・・吸わないからわからないけど。

ちなみに、こちらは和菓子とおにぎりを売っているお店で、以前、

ダーリンハニーの吉川さんの番組「鉄道ひとり旅」の中で、吉川さんが買われていまして、機会があったら買いに行こうと思っていたのですよ。

ぽつ、ぽつと、ほどよくお客さんがやってきては、おにぎりなどを買い求めていました。

私も、おにぎり2個と、小さなお団子2本入りを買いました。

 

食べる場所も決めていまして、そこへ向かうために再び大井町線に乗車して、隣の戸越公園駅へと向かいます。

地図アプリをチラッと見て、あとはカンを頼りに進みましたら・・・着きました。


こちらも池というか、川があり、子供たちが遊べるような水辺もありました。

東屋はさすがに満員で、日当たりのいいベンチもいっぱい。

が、細い石段が延びているのを発見し、もしや・・・と昇ってみると・・・

やはり隠れたベンチがありました。しかも木陰になっていて、結構涼しい。

そこでおにぎりを食べることにしました。

鮭のおにぎりは、ご飯にも塩味がついていまして、鮭もまぶされています。

中身にも具としてしっかりとした鮭が入っていて、これはコンビニでは味わえません。

ウインナーおにぎりは・・ちょっと辛かった。何やら辛いウインナーを混ぜたものが入っていて、予想したものとは違いましたが、これはこれで美味しかったですよ。

 

 

公園近くの人道トンネル。なんだか「異世界」へと続いていそう。

装備をちゃんと整えてから、挑みたい。

 

駅の写真を忘れたので、ホームで一枚。

ホームドアは自動でも、お掃除は手動です。ご苦労様です。

このあとは大井町線の終点、大井町まで行き、途中下車の旅を終えました。

 

普段使わない池上線を中心とした、途中下車の旅。

結構歩いたから、カミさんと息子が一緒だったら、降りるたびに休憩していただろうな。

でもね、池上線沿線、いいですよ。

質素だけど、商店も飲食店もしっかり存在していて、電車に乗れば、蒲田や五反田へもすぐだし、途中の接続駅で乗り換えれば、行先は無限に広がる。

住みやすさポイントも、高いです。

もし引っ越すなら、池上線沿線がいいな、と本気で思いました。

 

ぶらり途中下車の旅、お付き合いいただき、ありがとうございました。

今後も出かけたりしましたら、いろいろ書いていこうと思います。

過去の記事も、徐々に載せていこうと思います。

引き続き、よろしくお願いいたします。

連休に、途中下車の旅②

ゴールデンウィーク途中下車の旅、その第二回目です。

皆様、ゆるゆるとお付き合いください。

 

東急池上線池上駅周辺を探索した後、再び池上線に乗車しまして、雪が谷大塚駅で下車しました。

ここは池上線と、多摩川線の車両基地がありまして、駅前から少し歩くと、休んだり洗われたりしている車両たちを見ることができます。

旧東急5000系(青ガエル)や、旧3000系シリーズのリバイバルカラー車も、この日は車庫でお休みで、ゴシゴシ洗ってもらっていました・・・手洗いですか?

 

駅前をぶらり・・・駅前で商店街が二手に分かれていまして、どちらもそこそこ栄えていました。

飲食店、お買い物店舗がほどよく混在していまして、なかなか住みやすそうです。

お、スーパーオオゼキではないですか。住みやすさポイント、アップ!!!

池上線の車庫があるということは、最終電車も雪が谷大塚止まりですから、呑んだり出かけたりして遅くなっても、ギリギリセーフで帰宅できます。

 

この「からあげ割烹」・・・すごく気になる。 から揚げ山盛りのサンプルもあったし。

から揚げ好きとしては、一度試してみないといけないな・・・・

 

雪が谷大塚からは、歩いて次の駅「石川台駅」を目指します。

なぜ歩いたかというと、石川台駅との中間地点に、池上線では有名な撮影ポイントがありましてね。

池上線に沿うように走っている中原街道を、テクテク歩いたわけです。

 

撮影ポイントは、踏切を頂点として、道は急激に下り坂になっており、線路は築堤の上を走っており、築堤の上を走る列車を望遠でも、広角でも狙うことができます。

こんな感じです。

 

お!!「きになる電車」が来た。 

これも復刻カラーで、1950~1960年代の3000系に施されたカラーリングです。「T.K.K.」のロゴも記されています。

 

30分ほど撮影して石川台駅へと移動しましたが、実はこの辺り、見覚えがあります。

亡くなった父は自営業を営んでいましてね。この辺りに取引先の会社があり、父や母と、車や電車で、何度か来たことがありました。

幼少時の私は、築堤の上を走る電車ばかり見ていましたが(笑)

ちなみにその取引先の会社は、今でも健在で、母にその話をしたら、昔の話をいろいろしてくれました。

 

その石川台駅・・・変わっていませんでした。

やはりここも、昭和の時代から大きく造り替えていないようで、遠い記憶の中にある、道の下から見上げたあのホームも、記憶の中のままでした。

 

石川台周辺は坂の街です。撮影場所から一気に下り、川を渡り、また昇ると駅。

が、駅の先は・・・

この急勾配。補機が欲しくなる。JR西日本から、EF67を譲ってほしい。

 

ここにも、住みやすさポイントが上がる、まいばすけっとが存在します。

もうこれだけで、この街の生活は安泰です。

 

ここからまた池上線に乗りますが、降りるのは一つ先の駅。

そこにはようやく癒しポイントがありますが・・・

それはまた、次回の講釈で。

 

今回もお読みいただき、ありがとうございました。