bjbounceの日記

鉄道、野球、競馬、ネコが好き

ユーカリが丘線・車庫見学ツアー①

5月28日・土曜日に、とある鉄道ツアーに参加してきました。

その模様を数回に分けて、書いていこうと思います。

今回のツアーは、京成トラベルさん主催の、こちらでございます。

なかなかマニアックな内容ではありますが、この「山万・ユーカリが丘線」が、ツアーを企画するのは初めてなのだとか。

すでに開業から40年が経とうとしている路線ですが、実はまだ乗ったことがなく、

お値段も手ごろだったので、抽選に申し込みました。

各回、定員40人のところ、4倍近い応募があったとのことでしたが、見事当選!!

土曜日ではありましたが、朝早くに家を出ました。

集合は上野駅…近くの京成上野駅

受付を済ませ、番号札を受け取り、少し早めにホームへと入場しました。

(あ、ちなみにカミさんと息子は実家に行っていたので、参加は私一人です。)

京成上野駅ホームで、停車中のスカイライナーを撮影…やっぱりカッコいいなあ♪

しかも、トプナンでした。

 

しばらく待つと、ユーカリが丘駅まで乗車する団体列車「3600形ターボ君」が入線。

なぜ「ターボ君」なのかというと、4両編成全てが電動車(モーター付)だからです。

ユーカリが丘駅ではすぐに発車してしまうので、撮影は上野駅でしてくださいね、と、

受付の方に言われましたので、ちょっと控えめに、1枚。

この企画用の特別なヘッドマークも装着しています。

 

9時07分に出発すると、ターボ君は晴れ渡った空の下を快調に走行していきます。

途中で運転停車などもありましたが、特急も停車する青砥駅も通過。

沿線や河原、駅ホームには、撮り鉄の皆さんの姿も多く見られました。

車内では「スカイライナーBOXのお菓子詰め合わせ抽選会」が行われまして、

1両につき3人が当たるという、そこそこの倍率のなか…なんと当たってしまいました。

 

実際には、親子4人連れのお父さんとお子さんが当たったのですが、お父さんが辞退されたため、もう一度抽選をして私が当たった、という顛末です。

いわば、ラッキーな当たり…幸運のスカイライナーBOXが、こちらです♪

家族への、良いお土産ができました♪

 

約1時間ほどでユーカリが丘駅に到着して、山万・ユーカリが丘線へと乗り換えます。

1日乗車券を受け取り、ツアー用の幕?を貼り付けた1000形「こあら3号」に乗り込みます。(写真は、車両基地内でのもの)

ユーカリが丘線は、ユーカリが丘駅を出ますと、テニスのラケットのような周回線を一周して、再びユーカリが丘駅に戻る、という線形です。

つまり、ユーカリが丘発、ユーカリが丘行。1周14分の「ちいさな空中散歩」です。

ゆりかもめ日暮里・舎人ライナーなどと同じく「新交通システム」という部類ですが、「VONA]と呼ばれる、中央案内式の軌条を採用しています。

(国内では2路線だけ)

 

運賃は200円均一。1日乗車券は500円…ずいぶんとお得な1日乗車券です。

我々を乗せた「こあら3号」は、撮り鉄の方々に見送られて出発。

途中の「公園駅」で対向列車と行き違いをして、まずは1周します。

再びユーカリが丘駅に戻り、今回の見学場所、車両基地のある「女子大駅」へと向かいます。

乗ったまま車両基地へと入れるのは、滅多にない経験。 しかもこの路線ですから。

ゆっくりゆっくりと洗浄線へと入線して、停車。

この後は3班に分かれて、検修庫見学や、ドアの開閉操作体験、運転台での記念撮影、

最後は全員まとまっての、出庫点検見学へと移りますが、今回はここまでにします。

 

なお「山万・ユーカリが丘線」を運営する「山万」という会社は、

ニュータウン開発会社であり、いわゆる不動産業が本職。鉄道会社ではありません。

異業種からの鉄道事業への参入は、非常に珍しく、しかも開通後も自社で運営を続けるという経営判断に、当時の運輸省からは難色を示され、開業までに多くの壁があったそうです。 その辺りの詳細は「鉄道ダイヤ情報」という雑誌の2022年4月号に掲載されていますので、興味のある方はどうぞ。

 

車庫見学では、職員の方にいろいろ質問して、本音?を聞けたり、

なかなか見られない床下機器を近くで見ることができたりしました。

それはまた、次回以降に・・・・。