夏のお参り
お盆休みが終わったようですが、私は皆さんと入れ替わりで休みに入りました。
まあ、ウチは休み期間中でも縮小で出勤していますので、
そこに2日間、出勤してましたがね。
休みに入った初日の8月17日、父親のお参りに行きました。
今年は迎え火を焚こうとしていた土曜日に、関東に台風が上陸しまして、
迎え火を焚いてあげることができませんでした。
しかもお盆中はお仕事でしたので、明けてからのお参りになりました。
小雨がパラつくなか、霊園の最寄り駅に到着。
隣接する小学校に、地元川崎市のスポーツチームを応援する横断幕が飾ってありましたが・・・
おや、我がレッドロケッツの応援幕が・・・(涙)
駅前のスーパーで、お花などを買い求めました。
イオン系のマックスバリュ。
母の実家あたりに行くと、巨大な店舗にいくつものお店(クリーニング店や、ホビー系ショップ、電化製品店などなど)が併設されていて、しかもこれまた巨大な駐車場があり、「○○ショッピングセンター」と名乗っていたりします。
駅から霊園(霊堂)までは長い上り坂になっていまして、いい運動だと思いながら歩きまして・・・
こちらが霊園の全体図。
現在地は左下、目的地は真ん中上にある「45」の敷地あたり・・・遠い。
ずっと上りというわけではなく、噴水広場が頂点になります。
右手に売店らしきものがありますが、これは市が運営している売店でして、
お盆だとか、お彼岸だとか、桜の季節だとか、そういう時期にだけ営業しています。
桜の季節・・・そう、ここ「緑ヶ丘霊園」は、川崎市でも有名な桜の名所でして、
下の写真の両側は、駅を降りてからずーっと、桜並木なのです。
もちろんお花見の名所にもなっていまして、上り坂から噴水広場まで、桜の季節になると様々な出店が並びます。
ご先祖さまや、家族が眠る場所で、一緒にお花見をする・・・いい光景です。
気兼ねなくお花見ができるようになってほしい。
噴水広場から400mほど歩くと、霊堂に到着します。
父の遺骨はここに保管されていまして、ここにお参りに来ます。
前日までがお盆期間だったこともあり、市の職員の方が供えられた花や、お線香の灰などのお掃除に来ていました。
私以外にも数人の方がお参りにいらっしゃっていて、
職員の方に挨拶をしながら、お参りをしました。
お花を水槽に入れて、持参したお酒を置き、お数珠を手に父親に簡単に近況報告します。
父はお酒が好きでした。
存命中の最晩年、病を患ったこともあり、医者からお酒は止められていました。
本人以外には余命宣告もされていまして、亡くなった後、母が、
「こうなるとわかっていたのだから、せめて好きなお酒を飲ませてあげたかった」
と言っていたので、私も父の遺影の前にお酒を欠かしたことはありません。
この日、供えたお酒も、もちろん持ち帰り、遺影の前に供えました。
本当は霊堂近くの屋根付きの休憩スペースで一休みしようとしましたが、
飲み物を持参するのを忘れまして、フェイシャルシートで顔を拭き拭きしただけで駅へと戻りました。
小高い山の上なので、
このように景色は、見晴らしはいいのですよ。
今度は、桜の季節に来たいな。
出店で、クレープ買いたい・・・なんてね。
皆様、ここまでご覧いただき、ありがとうございました。